メンズエステ市場
数あるメンズ美容マーケットのなかで、メンズエステ市場の成長率はどんなものなのか、公的データと一緒に見ていこう。
エステサロンの市場規模は微増ながらも拡大中

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0467826_01.pdf
2017年度の国内エステティックサロン市場規模(事業者売上高ベース)は3,579億円で、前年度比100.2%。
ひところに比べれば前年比は100.2%と勢いは鈍化しているが、エステサロンの市場規模は毎年少しずつ伸びている。
あくまで「勢い」が低下しているだけなので、エステに対するニーズは衰えない傾向にあるだろう。
メンズエステの市場規模は全体の1割程度

http://www.beauty-skill.net/wp-content/uploads/2015/01/25kokunai-biyou-shijou-gaiyou.pdf
エステ市場のなかでも、メンズエステは330億円程度の規模で、割合としては13.5%と、全体で見てみると大きな市場ではない。
しかし、まだまだメンズサロンの母数が少ないことをさしており、今後はメンズ美容への需要の高まりとともに規模は拡大することだろう。
メンズエステにたどり着いていない男性が多数

https://www.otoko-mae.info/mensmarket
というのも、美容に関心を持つ男性は増えているものの、メンズエステの存在に気づけていない人や、そもそもの対処法をわかっていない人が多数いる。
これは男性を対象とした美容カウンセリングや、商品情報が少ないことが、需要と供給のミスマッチを起こしているといえるだろう。
メンズエステ市場はまだまだ開拓の余地あり

https://recruit-holdings.co.jp/news_data/release/pdf/20141217_06.pdf
実際、男性美容マーケットはどの分野でも10年で約2倍に増加。メンズコスメやスキンケアに着目した男性が、次はメンズエステも注目する流れがあるとも見込めるだろう。
今のところ一般家電や化粧品にニーズは集中しているようだが、自宅でできることには限界があるため、メンズエステ市場はまだまだ開拓の余地が十分にあると言える。
メンズエステ市場を支える男性エステティシャン
男性が美容目的に通えるエステの需要が高まりを見せるなか、男性のエステティシャンも増加傾向にある。
男性エステティシャンがどんな仕事をしているのか、女性のエステティシャンとの違いは何か、さらに詳しく調べてみた。