美容師からの転職-カリスマが贈る、生き残りをかけた「サバイブル」/【過去の章】世人が思う。美容師を辞めたい理由/腰が痛い

腰が痛い

腰を抱える男性

ずっと中腰で仕事をする美容師、長く続ければ続けるほど、腰にダメージが蓄積されていく。美容師ならではの、腰痛によるこんな悲劇が報告されている。

腰痛エピソード1:サイドシャンプーが命取りに

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美容師が腰をやられてしまうのは、おそらくシャンプーの時がほとんどだと思います。

特にサイドシャンプーは腰をやられやすく、実際に私も腰を痛めてしまいました。

膝を使って姿勢を正せば良いのですが、なかなか難しいことです。かるく姿勢をあきらめていた結果、かなり腰痛が進みました。

腰痛エピソード2:カット時の動作が腰痛の原因に

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シャンプー時はもちろんのこと、カッティング時にも腰痛を抱えていました。

背中を曲げて髪をカットするので、背骨や腰にかなりの負担がかかって腰痛になってしまったのです。

ヘアカラーやワインディングの時には施術道具を取るために腰をひねることが多く、これもかなり腰に負担をかけたように思います。

腰痛エピソード3:腰の痛みはシザーケースが犯人?

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美容師の誰もが腰につけているシザーケース、意外と結構な重さがあります。

ただでさえ立ち仕事で腰をやられやすい仕事なのに、ずっとシザーケースを重りにしているわけですから、腰が痛くなって当然。

シザーケースを置くことができれば腰痛もいくらか改善するのですが、美容院の雰囲気によってはそうもいきません…。

シザーケースの重みで腰の負担が左右で偏ることも、腰痛の原因だと思います。

腰痛エピソード4:姿勢を意識的に見直しても腰は痛い

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スタイリストになる前に「腰を曲げず、膝を使って姿勢を保つように」とどんな美容師さんも言われたのではないでしょうか。

私も言われたことがあります。美容師で腰痛を抱えないようにするには、姿勢を意識的に見直すしかありません。

本人がいくら頑張っても、美容師である以上は腰痛とおさらばは難しいでしょう。

腰痛エピソード5:立ち仕事で腰を痛めてしまった

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基本は立ち仕事の美容師ですから、立ったまま作業をするときに姿勢が悪くなる人は高確率で腰を痛めます。実際、左右のどちらかに体重をかけて立つ癖のある人は、骨盤が歪んで腰を痛めてしまっていました。美容師になるということで、技術力やコミュニケーション能力ばかりに注目していましたが、姿勢の正し方も気をつけなければならなかったなと実感しました。

腰痛エピソード6:足腰に疲労がたまることで腰痛が悪化

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立ちっぱなしで座ることが少なく、加えて休憩時間もごくわずか…。美容師の仕事は筋肉に疲労が溜まりやすいです。そのため血行が悪くなったりむくみがたまったりして、余計に腰痛を酷く感じていました。歪めたり曲げたりすることが多い部位の腰は特に、疲労感もあって腰痛に悩まされていました。

腰痛エピソード7:ただの腰痛から、体全体に痛みが響く

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実は腰痛を抱えている人は、腰だけではなく足にまで痛みが生じることがあります。実際に経験したことですが、腰痛を抱えたまま美容師の仕事をしていたときに右の太もも表面が酷く傷み始めました。これは腰から太ももの神経へ痛みが繋がったことが理由。つまり腰痛が太ももの激痛まで引き起こしてしまうのです。美容師さんは腰痛を感じたら、身体全体にまで痛みが響くことを心配してください。

腰痛エピソード8:美容師で姿勢が悪い人は腰痛になる可能性が高い

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若いころは大丈夫でも、美容師を続けている内に歳を取れば確実に腰痛はやってきます。酷い場合はヘルニアを患ってしまうことも。美容院によってはカット椅子を使うこともあるかと思いますが、カット椅子の座り方次第でも腰痛を抱えてしまうことがあります。とにかく施術時の姿勢に気をつけながら仕事をしないと、美容師が腰痛から解放されることはないでしょう。

美容師が腰痛になりやすい原因

なぜ美容師は腰痛になりやすいのか?その主な原因には3つある。

立ちっぱなし

美容師の仕事は、通常、立ちっぱなしだ。毎日10時間以上立ちっぱなしという美容師も、決して少なくないだろう。

人は、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じような姿勢を長時間維持すると、腰痛になることが知られている。立ちっぱなしの美容師に腰痛患者が多いことは、何ら不思議なことではない。

カット・カラー中の姿勢

「カットやカラーなどの施術中には、腰を曲げずに姿勢を真っすぐにせよ」と、美容師は散々指導されているはず。腰を痛めないための、美容師の基本的な動作だ。

しかし中には、いつの間にか腰を丸くして施術をする美容師もいる。腰を丸めた作業を何年も続けていると、いずれ腰痛になることは火を見るより明らかだろう。

シャンプーの姿勢

カットやカラーならまだしも、腰を曲げずにシャンプーをすることは、かなり難しい。腰を曲げた状態で、お客さんの重たい頭を何度も持ち上げる。そんなシャンプーを、アシスタント時代には1日に何十人に対しても行う。

美容院のアシスタントに腰痛持ちが多いことは、当然と言えば当然だろう。

腰痛の対処方法

美容師における腰痛対策を、具体的に見てみよう。

正しい姿勢を意識する

背筋とヒザを伸ばし、ややアゴを引いて真っすぐに立つ。これが、美容師にとっての正しい姿勢だ。常にこの姿勢を維持することは難しいが、時折、意識するだけでも腰痛の予防にはなるだろう。

仕事以外で腰に負担をかけない

仕事で腰にある程度の負担がかかることは、職業柄、仕方のないことだ。だからこそ、仕事以外のプライベートでは、なるべく腰に負担をかけないようにしよう。重い物を持ち上げるときには、腰を伸ばしたままひざまずき、背筋を伸ばした状態で持ち上げることが大切だ。

適切なサイズの靴をはく

意外だが、自分に合っていない靴をはいていると、やがて腰痛を誘発することがある。靴が合っていないことで体のバランスが崩れ、腰に集中して負担が来ることが原因だ。かかとを付けたときに、指の先端に1cmくらいの余裕がある靴。これが美容師にとっての理想の靴のサイズだ。

骨盤ベルトを装着する

すでに腰痛に悩んでいる者は、椎間板ヘルニアの患者などが使っている骨盤ベルトを利用してみよう。少しだけ腰痛が楽になるはずだ。インナーの上に骨盤ベルトを巻いて、その上にシャツを着れば、骨盤ベルトは見えなくなるので安心されたい。

仕事中、適宜ストレッチをする

美容師に限らず、腰痛の原因の多くは血行不良だと言われている。同じ姿勢で長時間作業をする美容師は、血行不良になりがち。隙間時間に簡単なストレッチを入れるなどして、血行の改善を図るようにしよう。

シザーケースを外す

ハサミが満載のシザーケースは、1kg弱の重さがある。極端に重いものとは言えないが、これを毎日何時間も、何年も腰につけ続けていれば、腰への負担は蓄積していくことだろう。「シザーケースを外したら腰痛が改善した」という声は、多くの美容師から聞かれる。

腹筋と背筋を鍛える

腹筋と背筋は「天然のコルセット」と言われている。整形外科医が腰痛患者に伝えるアドバイスも、「腹筋と背筋を鍛えよ」というものだ。毎日、寝る前に少しでも良いので、腹筋と背筋を鍛える習慣を身に付けたい。

腰が痛い美容師から解放されるには…

崖に立つ男性

腰痛は美容師としての寿命を縮める恐ろしいリスク。これを解決するには施術時の姿勢に気を付けることと、日頃から定期的にストレッチやマッサージを行うことが大切だ。

しかし、腰痛が深刻化する前に美容師とは別の仕事を探すのも良いだろう。身体は資本。一つの仕事に囚われて身体を壊す前に、他の選択肢も視野に入れてみて欲しい。

カリスマカリスマ

これから先の人生、家族をどう養っていくのか不安を抱えて、30代を目前に転職を覚悟。

繁忙期でも月収20万円以下と、現実と将来が見えなくなった彼が選択した仕事とは。

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