独立はできる?
美容業界で収入を伸ばそうと考えるなら、独立して個人サロンを経営するのがオーソドックス。
独立するにはどんなスキルが必要なのか。そして実際の収入もチェックしていこう。
美容業界で独立開業するには
エステティシャンとして独立すれば年収が上がる、と夢見る方も多いだろう。
しかし経営が上手くいかなければむしろ赤字続き。独立するにはエステティシャンとしての知識や技術の他、経営センスも要される。
開業資金を準備するほか、店舗を選別したり広告をしたり。従業員を雇うなら採用活動も始めなければならない。
独立開業に必要なスキル
エステティシャンとしての技術・知識
個人エステを経営するなら、他のサロンに負けないくらいのエステティシャンとしての技術や知識がないと、すぐに競争で負けてしまう。
お客様に信頼してもらえる技量があると証明するために、エステティシャンの資格を取っておくことは不可欠。
「お客様の願い」を叶える力がないと、個人サロンはすぐに潰れてしまうのだ。
接客スキルやコミュニケーション能力
大手サロンであれば、営業や広告は適任の方がやってくれるので施術者は施術に打ち込むのみだ。
しかし個人サロンとなれば、顧客取得のために奔走したり、広告のために他の組織に声をかけたりといったことは全て自分でしなければならない。
また、従業員がいない状態なら自分の接客スキルがそのまま顧客の数になるため、「また来たい」と思わせるコミュニケーション能力が欠かせないだろう。
経営のスキルとセンス
個人サロンを経営するにあたって、スキルとセンスは欠かせないもの。例えば一回の施術料金をいくらに設定するかを決めるだけでも、顧客の数や売上にダイレクトに響く。
収入を伸ばしたいからと言って料金を高くしてはとうぜん顧客はやって来ない。
店舗を維持する費用とサロンでの売上を計算しながら経営をやっていけるスキルやセンスがある人でなければ、個人サロンは成り立たないだろう。
美容業界で独立開業後の収入
美容サロンを個人経営した場合の収入だが、成功した場合と失敗した場合で差が大きいのが現実。
顧客取得に成功して軌道に乗っていれば、売上は月収100万円を超すこともある。しかし経営が上手くいっていなければ、月収15万円がやっとという場合も。
もし失敗すれば赤字になり、店舗を畳むことになる場合もあるので要注意だ。
独立開業後も収入を維持するには
収入を維持するために必要なのは、現状で満足しないことだ。「現状維持」と立ち止まっていれば、他のサロンが新しいことを取り入れたときに取り残され、売上は落ち込む一方。
独立したなら常に自分から勉強し、常にサロンをより良いものにしようとする向上心・探究心が求められている。
未経験から美容業界に飛び込み、成功を収めたという人は意外と少なくない。
美容師から転職して脱毛技能士として活躍する男たち3人にインタビューを敢行。
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